こんにちは、みやです。
デアゴスティーニのマイドールズハウス作成記録、今回は壁と床です。
このドールハウスはボックス型の部屋を縦横につなげて1軒の家にしているのですが、ハウス作りはそのボックス型を構成する1枚ずつの壁と床を作るところからスタートします。
この記事ではその壁と床の作り方についてお伝えします。
壁と床の材料
壁も床も基本は5mm厚のベニヤ板です。
下の画像の右側に板が2枚ありますが、下の板が窓の壁、上の板がドアの壁です。
この2枚は最終的に横に並べて接着するので、ハウス作りの観点から言えば窓の壁とドアの壁を分けておくメリットはゼロです。
しかしこの号に限らず大きめの部品は全て分割されていました。
なぜかというとこれらの部品はA4サイズのデアゴスティーニのパッケージにおさめられて送られてくるので、A4を超えるサイズのものは全て分割するしかなかったからです。
ということで分割されているのは仕方ないのですが、強度の面でも手間の面でもかなりデメリットが大きいと思いました。
さて、画像中央に太さ1.5cm程度の角材があります。
この角材は、ベニヤ板の四隅にはめ込むことで組み立て時に柱の役割を果たします。
壁の板も角材も、組み立て前にニス塗りまで済ませておきます。
壁は下地(ジェッソ)→アクリル絵の具2度塗り→つや出しニス→つや消しニス
角材はアクリル絵の具→つや出しニス
壁は木目を消して塗膜を強くするためには何度も塗り重ねるしかなく、しかも一部に使用した百均の絵の具は薄くてムラも出てきれいに仕上がらず苦労しました。
角材は木の質感を残してもいいかなと思ったのでサッと薄い塗装のみです。
外壁側です。
このレンガ模様はホームセンターで売っていたリメイクシートです。
いい具合にドールサイズのレンガ柄があったのでこれに決めました。
室内側と室外側です。
なかなか好きな感じに仕上がりました。
壁の組み立て
角材にはご覧の通り溝が彫られています。
この溝に壁となる板をはめ込みます。
が、壁も角材も塗装を済ませてあるので厚みが増していて、はめ込みに苦労します。
どうしてもはまらない場合は溝を削って幅を広げて押し込みます。
説明書には「はまらなければ溝をやすりで削りましょうと」ありましたが、やすりで元の角度を保ったまま削るというのは私には難しくて、カッターでゴリゴリ削りました。
全ての壁を角材の枠にはめ込みます。
この段階でドアと窓も壁に組み込んでおきます。
ドアと窓については こちらの記事 でご紹介しています。
角材の枠同士をネジまたはボンドで固定して、箱型の部屋を作っていきます。
固定方法は自分で好きな方を選ぶというわけではなく、ここはネジ、ここはボンドと細かく指定がありました。
固定したら直角な場所に当てて乾くまで押さえておきます。
ネジ止めの時も固定の時も、腕がもう1本欲しいと何度も思いました。
床を作る
床もベニヤ板です。
床には枠をつける必要はなく、木目をつける作業だけです。
木目をつける作業は特に難しいことはありません。
床板の幅と長さをシャーペンで好きなように引き、板ごとに少しずつ色を変えて塗り分けることでフローリングの雰囲気を出します。
説明書では色自体を変えていましたが、私は同じ色で1度塗り2度塗り3度塗りと分けて塗りました。
これはまだニス塗り前ですが、ニスを重ね塗りするとツヤが出て本物っぽくなります。
部屋を作る
壁と床がそれぞれ出来上がったら組み立てます。
三方の壁は先ほど既に組み上げてあるので、隙間から床板を入れ底板のようにしてボンドをつけてはめ込みます。
床が入るとグラグラしていた壁も安定しました。
上の写真では天井もついていますね。
天井も床板と同じく角材の枠はつけずに天井板の塗装のみ行い、壁と床が組みあがってから壁上の枠にはめ込みます。
後で電飾をつけるので、この段階では天井は接着しません。
次回は ドアと窓の作成 について書きます。
お読みいただきありがとうございました。