イタリア旅行2005.1.3

ベネチア

海辺を散策

ベネチアに前泊入りしました。

ホテルはいわゆる観光地のベネチアからは少し離れたところにあり、お目当ての水の都までバス移動です。

この日のメインは、手漕ぎの船に乗ってのベネチア散策でした。

 

モーターボートに乗ってベネチア中心部に向かいました。

朝日がまぶしい。

 

そして到着。

悪天候が多い時期でしたが、晴天に恵まれました。

 

いたるところに像があります。

 

お城のようなペンションのような、カラフルな建物が立ち並んでいます。

おもちゃのような色合いなのに安っぽい雰囲気は全然ありませんでした。

 

ふとしたスポットがいちいち素敵で写真映えします。

ヨーロッパ人が「ヨーロッパが1番」と主張する気持ちが少し分かります。

 

ため息橋です。

この建物は収容所と処刑場になっていて、死刑囚が監獄から処刑場に向かう時、牢と処刑場を繋ぐこの廊下の窓から外に目をやり、最後の景色を眺めてため息をついたことからため息橋と呼ばれているそうです。

 

ベネチアの運河とボート

いよいよボートに乗り込みます。

後ろの水夫さんが歌いながら漕いでくれます。

 

ぐんぐん進む。

 

昔はここに人が暮らしていたんだなと不思議な気持ちになります。

今はもう住人もあまりいなくて、建物は荒れ放題らしい。

水夫さんのお話では「Only rats are living(住んでいるのはネズミだけ)」とのこと。

あと数十年で町は沈んでしまう、とも言っていました。

こんなにきれいなのに、胸が締め付けられる思いです。

 

ため息橋の真下を通ります。

 

ほぼ真下から見上げています。

 

ボートに乗っている途中、橋の上にいた2人のイタリア人の少年(7歳くらい)に手を振ったら、心底やる気なさげな顔でしたが手を振り返してくれました。

川沿いにいたカメラマンに写真を撮られたりしつつ、ゆらゆらと進みました。

その写真は、後でカメラマンが売りに来たので両親が記念に購入していました。

 

昼食とお土産

1時間ほどで船の旅を終え、陸地に戻りました。

お昼ごはんはまたまたパスタです。

パルミジャーノチーズのかかったスパゲティでした。

チーズもスパゲティも大好きなので幸せ。

 

午後は町を歩きました。

小さいお土産屋さんからブランド店まで、色んなお店が並んでいました。

グッチとか、安めの値段で売っていましたが、当時学生でお金がなかったので全てスルー。

 

ところで、ベネチアと言えばベネチアングラスですね。

シャンデリアやグラスがいっぱい売られていました。

ムラーノ産のグラスというのが有名だそうです。

 

食後にガラスショップに入り、ベネチアングラスの製作過程の見学をしました。

管の先に、どろどろのガラスの塊をつけて息を吹き込むと、ぷーっとふくれてあっというまに花瓶の形になっていました。

器の基本の形が出来上がると、自由自在に手を加えてきれいな形を作っていきます。

素早く作品を仕上げていく姿はお祭りの屋台の水あめ職人を彷彿とさせます。

色んな置物があってどれもこれも欲しくなってしまったのですが、ちょっときれいなものは日本円にして30万とかで、大きな飾り物は諦めざるを得ませんでした。

そして買ったのがこのアヒル。

かわいいでしょ。

くちばしからしっぽまで7cmくらいです。

 

お土産を買った後は市内の建物を見学しました。

これは鐘楼です。

残念ながら中には入れませんでした。

 

この後ドゥカーレ宮殿とサンマルコ広場に行ったのですが、綺麗さに圧倒されて写真を撮り忘れてしまいました。

 

フィレンツェにバスで向かう

まだ明るいうちに再びバスに乗り、次の目的地フィレンツェに向かって出発しました。

その途中の景色が絵のようにきれいでした。

イタリアの北部は、観光目的ではなくただ移動で通り過ぎるだけの場所でも絵葉書になりそうな風景がたくさんありました。

 

冬なのにどうして草が緑なんでしょうか。

 

バスの窓越しなのが残念です。

 

もうすぐ日が沈みそうです。

 

これは誰が植えた何という名前の木なんでしょう。

 

走ること数時間、山道に入りました。

途中で山の中のお土産屋さんに寄り、水やお菓子を買いました。

 

この時のバスガイドさんがバス移動の間いろいろためになるお話をしてくれたのですが、中でも印象に残っているのがひとつあります。

昔は宿も交通も整備されていなかったから、一昔前まで旅は危険と隣り合わせ、アクシデントの連続で、travelとtroubleは、もとは同じ言葉だったそうです。

旅はトラブルなんですねぇ、とそのガイドさん。

とても興味深いお話でした。

 

ホテルで過ごす

完全に日が暮れたころ、フィレンツェに到着しました。

山の中を走っていたと思ったら突然視界が開けて、暗闇の中にフィレンツェの町の明かりがパーっと浮かび上がりました。

 

宿泊したのは、フィレンツェの中心部から少し走ったところにあるプラートという町です。

すごく都会だなぁ、という印象を受けました。

車屋さんのショーウィンドウが近未来的な感じでした。

 

この日の夕食はツアーには含まれていなくて、家から持ってきたカップヌードルとおせんべいで済ませました。

部屋にポットがなかったのでフロントまでペットボトルを持っていき、レストランの厨房からお湯を分けてもらったのですが、そのペットボトルが冷水用だったためにお湯を入れたとたんに溶け始めて、大慌てで部屋に持ち帰った記憶があります。

食事が終わってそのペットボトルをふと見ると、縮んだまま固まっていました。

 

さて、旅行中に唯一日本の味に触れたこの日のカップヌードルですが、これがとてもおいしく感じました。

和の味から離れていたのはたかだか3日なのに、しかも食べたのはインスタントものなのに、感動的においしかった。

私だけかなと思いましたが家族も皆同じように言っていたので、やっぱり人間は食べ慣れたものが1番なんでしょうね。

でも食べ慣れたものばかりでは飽きてしまい、たまには違うものが食べたくなるという。

 

食事の後、ホテルの洗面台で靴下等を手洗いで洗濯しました。

下着と靴下の枚数が7泊するには足りなかったのですが、現地のスーパーで買えばいいやと手元にあった4セットくらいしか持って行かなかったのです。

ところがスーパーもコンビニもなかなか見つからず、どこかにあるはずなんですがツアーで通る道にはなく、こうして手洗いで洗濯するハメに。

コンビニは本当にありませんでした。

マックは何度か見たのですが。

 

こんな感じで1月3日は終わりました。

明日はフィレンツェ観光です。