こんにちは、みやです。
2022年現在、SDファン歴も20年を超えました。
そこで、今回の記事ではこの20年間でどれだけボークスのメイクが変わってきたのかをご紹介したいと思います。
※ヘッドのみの画像が続きます※
最初期のメイク
これは2002年頃まで店頭に貼り出してあったものです。
単色の塗料を筆でベッタリと塗ってあります。
私がSDを知ったのは2002年で、フルチョイスシステムも出始めの頃だったと思います。
当時のフルチョイスではエアブラシメイクとソリッドメイクを選ぶことができ、上の図にあるメイクがソリッドメイクと呼ばれていました。
モデルとなっているのは当時パーツ販売されていたヘッドパーツです。
ヘッドだけではなく、ボディ、手足、ハンド、フットもバラ売りされていました。
造形村グラスアイも、フルチョイス限定ではなく普通に店頭で買えました。
2003年8月 SD美加
上の図と比べて描き込みが細かくなり、色の乗せ方もぐっとナチュラルになっています。
このヘッドは厳密には2003年当時のものではなく、2017年に有償交換と同時にデフォルトメイクサービスに申し込んでメイクしてもらったものです。
2003年のメイクは、私の記憶では唇には白または薄ピンクで縦線が引かれてクリヤーが塗られていましたが、このヘッドの唇は濃い色の縦線で、クリヤーは塗られていませんでした。
2008年4月 SDたえ
かなりきつめの表情に仕上がっています。
今では考えにくいメイクですが、このメイクは時代のせいというわけではありません。
同時期に発売されていた他のSDを見ても、ここまで奇抜なメイクの子は少ないです。
アナイスが名前を変えて再販ということで期待も高かったと思うのに、なぜこのメイクにしたのかよく分かりません。
好みは人それぞれではありますが、当時でも「メイクが可愛い」という声はあまり聞かれなかったように思います。
2012年5月 SDGr橘純
個人的に、初期メイクと今のメイクの過渡期にある印象です。
描き込みの細かさやエアブラシの技術自体はかなりのところまで来ていますが、デザインがまだ昔寄りです。
例えば眉だと、今は短めの平行眉が主流ですが、こちらは長く弧を描いています。
そして口角の点は、口元の表情をクッキリさせるのに非常に有効ですが、上の図のように黒で入れてしまうとそればかりが目立ってしまいます。
今でも口角の点がある子は多いですが、黒ではなく、唇に近い色を使い、なおかつ肌に馴染むようにグラデーションがつけられています。
2014年5月 SDGrたえ
ますます今のメイクに近づいています。
目のまわりやチークがちょっと歌舞伎っぽくて個人的に好みではないのですが、技術が進化していることがよく分かります。
たえは2008年も2014年も大正時代が舞台なので、それでメイクが特徴的なのかもしれません。
2016年12月 SDGrジョー・マーチ
中原淳一コラボの子です。
コラボ商品ということで中原淳一さんのイラストに寄せたメイクです。
眉に白線が入っていたり、唇の陰影のつけ方が進化したりと、このあたりから基本的な技法が今(2022年)と変わらなくなってきたように思います。
2017年10月 SDまい
可愛いです。
SDメイクを見て「ここがもっとこうだったらいいのに」と思わなかったのはこの子が初めてでした。
ナチュラルでふんわりとした少女感がよく出ています。
2018年12月 DearSD綾
はい可愛い。
上のSDまいと同系統のメイクです。
ここまで来ると技術の大きな変化はありません。
2019年4月 SDリーゼロッテ
上の綾、まいと比べるとメイクが濃いめです。
アイラインや睫毛が黒でくっきり描かれています。
リーゼロッテは白肌なので、色の濃いメイクはコントラストがきつくなります。
私はもう少し薄いメイクが好きですが、自分ではこんなにきれいにメイクできないのでこのまま可愛がっています。
2020年11月 SD眠たえ(里帰りメイクリニューアル)
この子が最後です。
2020年に突如発表された里帰りメイクリニューアルサービス。
眠たえヘッドを手に入れていたものの、自分では可愛くメイクできなくて困っていた私は即座に申し込みました。
これはアンニュイメイクです。
終わりに
ボークスのSDメイクの歴史を、うちの子の写真から辿ってみました。
並べて順番に見て行くと、その進化に驚かされます。
企業努力ってすごい。
私も頑張ろう。
お読みいただきありがとうございました。