【植毛カスタム】ティモテヘッド植毛記録

こんにちは、みやです。

今回の記事は【ジャンクティモテの植毛記録】です。

どうぞご覧ください。

ヘッドのみ綺麗なジャンクティモテをお迎え

ティモテは今でも フレンドT という名前でリカちゃんキャッスルで生産されていますが、初代ティモテとは印象が違います。

私は初代ティモテの顔が好きなので、どうせなら髪型も自分好みのティモテにしようと思い立ち、フリマアプリでジャンクティモテをお迎えしました。

髪もボディも傷んでいますが、ヘッドはきれいな子です。

 

アップ。

 

植毛準備

植毛する前に、ヘッドから髪を抜かなければなりません。

私はハサミ、ピンセット、毛抜きを使います。

 

髪は最終的には抜くのですが、長いままでは抜けないので、ハサミでカットします。

まずはざっくり切って、短くなったらヘッドに沿ってチョキチョキ切っていきます。

短くなりました。

 

分け目にはみっちり植毛されています。

このティモテの場合、分け目以外の部分は毛穴を反時計回りに追ってピンセットで毛を引っ張ると、スイスイ抜けました。

植毛ミシンの縫い目の方向が関係しているので、髪型や植毛方法によって抜きやすい方向は変わってきます。

 

そして手強い 分け目 

分け目は外側から引っ張ってもびくともしません。

私は首穴からピンセットを突き刺して、分け目の毛を裏側から引き抜くようにピンセットでぐりぐりとこすりました。

ピンセットで挟んで抜くのは難しいと思うので、分け目でガッチリ縫い込まれた毛の塊をピンセットに引っかけて強めに動かす感じです。

一分かからずに分け目の毛束がヘッド内部で モソッ と取れるので、その毛束をピンセットで引き抜きます。

それが済んだら、ヘッドの内側にも外側にも毛が残らないよう、毛抜きとピンセットを使って処理します。

 

全部抜けました。

ティモテのヘッド番号は 8K27 です。

お湯に浸けてヘッドを整える

毛を抜いた後のヘッドは毛穴が広がっています。

特に分け目は密に植えてあるので、毛穴同士が繋がってしまったりひどい時には裂けたりしています。

また、横分けの子はヘッド自体が歪んでしまっている場合もあります。

熱湯に浸けると毛穴が縮まり歪みも取れるので、植毛前にはいつもしています。

 

こちらがお湯に浸ける前です。

分け目の部分が盛り上がっています。

 

浸けた後です。

頭の歪みが取れています。

 

こちらは浸ける前の写真です。

分け目の毛穴が広がっているのが分かります。

 

浸けた後です。

毛穴が縮まりました。

 

植毛ヘアー

ドールに植える髪の毛は、植毛ヘアー と呼ぶのが一般的なようです。

ボークス、アゾン、ノアドロームで購入できます。

ボークス製が安かったのと色が分かりやすかったので、今回はボークス製を使用しました。

 

初代ティモテの髪色に近い、ホワイトゴールドという色を使用しました。

ティモテの髪より少しだけ黄みが弱いです。

 

仕上がりの色をイメージするつもりでしたがちょっと難しかったです。

 

植毛開始

いよいよ植えます。

植えていく順番としては、①分け目から植える、②生え際から植える、③分け目を除く頭頂部から植える、の三つです。

今回は③分け目を除く頭頂部から植える方法でやってみました。

つむじあたりから毛穴に沿ってグルグル植えていきます。

 

トロール風。

 

だいぶ植わってきました。

 

分け目以外は全部植わったところです。

ここまでで八~十時間くらいかかっています。

 

分け目にも植え終わりました。

ここの毛が少ないとハゲっぽくなってしまうので、かなりみっちり植えています。

 

お湯パーマで落ち着かせる

植え終わったら、お湯パーマで髪を整えます。

まず、ポリスリーブに髪を押し込みます。

このパーマで形が決まるので、分け目や生え際の流れなど、乱れないようにきっちり作り込みます。

 

沸かしたお湯をかけます。

私は使わない徳利に割り箸を立てて、そこにヘッドをさしました。

髪の毛が下に着くなどして曲がるとそのままくせがついてしまうので、髪がお湯を受けてまっすぐ落ちるように気をつけます。

 

縦ロールやツインテールなど、髪型によっては熱湯にヘッドをつけた方がうまく仕上がると思います。

今回はシンプルなストレートヘアなので、お湯を一リットルくらい上からかけて、それで終了です。

出来上がり

ポリスリーブをつけたまま、髪とヘッド内部が完全に乾くまで二日ほどそのままにして、出来上がりです。

なかなかの出来ではないでしょうか。

 

前髪は作らずワンレンです。

分け目にはたくさん植えたつもりでしたが、もっと多くてもよかったかもしれません。

首の黄色さがどうやっても落ちなかったので、この後ボディを交換しました。

 

上から。

 

後ろ姿です。

初代ティモテに近い雰囲気になりました。

 

終わりに

自分で植毛できるようになると、理想のドールを自分の手で作れる可能性がグンと広がります。

時間はかかりますが、難しくはありません。

植え方も色々ありますが、鎖編み法 玉止め法 がメジャーです。

分かりやすく解説してくださっているサイトもたくさんあるので、興味のある方はぜひ調べてみてください。

ご覧いただきありがとうございました!